会長・幹事挨拶
 会長あいさつ        会長 鈴木 和夫

論語と算盤について

10月は職業奉仕月間です。この職業奉仕にこだわりますが、どうしても気になる人がいます。「論語と算盤」を著した渋沢栄一です。論語読みの論語知らずですがチョッと気になりますのでお話しします。

渋沢は1840年埼玉県深谷市に農家の長男として生まれ、尊王攘夷運動に加わりますが縁あって15代将軍徳川慶喜に仕えます。その後慶喜の命でパリ万博に赴きますが、パリ滞在中に大政奉還となり時代は明治になってしまいました。わずか1年余りの滞在でしたがヨーロッパの進んだ思想、文化、社会などを目の当たりにし、大きな影響を受けました。帰国後は新政府の要職に就きましたが時の政治家と意見が合わず数年で退官してしまいます。

実業界に転進した渋沢は第一国立銀行や製紙会社、紡績会社さらには商工会議所などを設立し関わった企業500社以上、公共事業は600以上といわれています。日本の生んだ日本資本主義の父といわれ、孔子の教え「論語」を生涯の行動規範とし、精錬潔白な経済人としての姿勢を貫きました。次のように言っています。「会社をうまく経営するにあたって、一番必要な要素は会社を切り回す人材である。人材が得られないならば結局その会社は必ず失敗する。そういう人材は事業上だけでなく一個人としても守り行うべき規範・基準がなくてはならない。こう考えると日常の心得を具体的に説いた論語はうってつけでその物差しに照らせば、絶対間違いないと確信する」と。

小さいときから四書五経を学び論語には特に精通していたようです。経済界に身を投じてからも基本理念に論語の精神「忠恕の心・真心と思いやり」におき、単なる利益の追求でなく「道徳経済合一」による企業経営を目指しました。

また彼は社会福祉事業にも熱心で孤児院、精神薄弱施設などの養育院、病院、学校の設立にも大きな努力をしています。このヒューマニズムの精神は論語の教えと母の慈愛に満ちた優しさが影響したと言われています。

経済交流活動の一環で70歳のとき(1909年)団長としてアメリカを訪問します。そのとき渋沢はフリー・メーソンという団体の経済人と会い、その理念を聞き大変な興味を持ったといわれています。フリー・メーソンは18世紀初めにイギリスに生まれた慈善団体でその教えの中に十誡があり、論語の教えと同じ事を言っていることに大変驚きます。その第3誡には「己が受くるを好まざる行為を他人に加うるべからず」があります。

孔子が弟子に人間として一生行わなければならないことを一言で言ったら何かとたずねられ「それは恕である。やさしさ思いやりの心です。己の欲せざる所、人に施すことなかれ。平たく言えば自分のしてほしくないことはひとにしてはいけないということです」と。

「論語と算盤」は1916年大正5年77歳の時の出版です。そしてこの年に完全に実業界と縁を切ります。そして昭和6年92歳で亡くなります。戒名は泰徳院殿仁智義譲青淵大居士です。まさに孔子の教えを実践した人でした。(津本 洋の小説を参考にしました)

同時代の人に三菱財閥作りあげた岩崎弥太郎がいますが、渋沢栄一は西郷隆盛と同じように「子孫に美田を買わず」を貫きました。

前にもお話しさせていただきましたが、ロータリーの職業奉仕に大きな貢献をしたシェルドンは1921年(論語と算盤の5年後)のエジンバラ国際大会で「ロータリーの哲学」と題して次のようにスピーチしています。「He profits most who serves bestというロータリーの奉仕の哲学は、自然の法則であり、宇宙の摂理にかなった法則です。絶対的なもの、絶対不変なもの、これが職業奉仕の理念であると述べ、この奉仕の哲学は継続的な利益を得るための人間関係の基本原則である」と結論付けています。シェルドンはこの大会で「あなたは何のために仕事をしていますか」という質問をしています。95%の人がお金を儲けるために仕事をしていると答え、シェルドンはそれが事業を失敗させる大きな原因であると説明し、正解は「職業を通じて社会に奉仕するためです」と言いました。

かつて米山梅吉は「ロータリーの例会は人生の道場」と言い、ロータリーの国際大会の入口には「入りて学び、出でて奉仕せよ」という看板があるそうです。
 米山記念奨学会スピーチ  米山奨学委員会 加藤 雅人

皆さん今日は米山記念奨学会委員長の加藤です。10月は米山月間です。
本年の米山記念奨学会地区目標
  1会員   …  \15,000
  普通寄付 …  \4,000
特別寄付 …  \11,000
 になっています。
9月末日現在、地区米山記念奨学会の寄付の内訳は
    普通寄付…\ 590,0000
    特別寄付…\ 248,6000
で合計が\8,466,000で前年比は4.55%の減少になっています。
国際平和の絆となる米山奨学生のために皆様のご協力を宜しくお願いいたします。
● 2008-09年度 県北第1区 幹事 紹介  
    2008-09年度ガバナー補佐(予定) 平井 義郎


 2008-09年度 県北第1区幹事の紹介
 2008-09年度ガバナー補佐予定者 平井 義郎
 2008-09年度県北第1区幹事に菅野清一会員にななっていただく予定となりましたので紹介させていただきます。

 
 「新世代会議」実行委員会報告  実行委員長 栗村 正紀

10月17日の例会でもご案内致しましたが、来年2月16日開催の「新世代会議」の具体案がいよいよ固まってまいりました。

テーマは:前にご案内のとうり「自分の未来は 自分の手で・・・」と正式にきまりました。ただし、サブテーマとして何かあった方が良いのではとの意見があり、2~3の候補の中から近日中に決定したいと考えております。
参加者は:高校生、大学生を中心に1クラブから6名以上、他に各クラブの奨学生、留学生、そして会長、幹事、実行委員等3名以上、当クラブは全員出席となりますので、総勢約100名を予定しております。是非ご出席ご協力をお願い致します。
会議の内容については:この後、講師をお願いしております、小松会員から説明をして頂きますが、ワークショップ形式で、マインドマップの活用を中心に講義と実習をして頂く予定になっております。
時間は:昼食を挟んで午前11時~午後4時半程度を予定しております。尚、他のクラブからの実行委員を含めた実行委員全体会議を11月16日17時よりグリーンパレスで行うことになっております。
また、その下打ち合わせを11月9日16時から「竹林亭」で行いたいと実行委員の皆さんのご出席をお願い致します。

 地区大会報告        会長 鈴木 和夫

第2530地区2007-2008年度の地区大会が10月13日(土)と14日(日)の二日間に亘り田村市で行われました。第一日目の14日は迎賓館辰巳屋で、13時から始まる会長・幹事会に桐原幹事と出席しました。最初に牧ガバナーの挨拶があり、ガバナー公式訪問に対する各クラブの温かい歓迎に対する感謝の言葉と分かちあいの心を実践するためにみなさんの力を貸してほしいという話しがありました。

次に田中徹夫RI会長代理の挨拶がありました。ロータリーの目的とは何ですか、ロータリーを楽しんでいますかなどを問いかけながらのスピーチでした。その後、議事に入り、前年度の決算報告と地区大会決議(案)の提案がありそれぞれ採決されました。間に休憩があり、後半は地区の現況報告がありました。8つの委員会から報告があり会員増強・退会防止委員会からは寺島年度は新会員が209名であったが退会者が262名で53名の純減であることが報告され厳しい現実を思い知らされました。参考までに隣の新潟2560地区は純増が107名との事です。会長の強いリーダーシップが大切であると檄を飛ばされてきました。当クラブの平井管理運営委員長からはクラブ会員管理ソフトウエア勉強会と規定審議会による定款・細則変更の要点などについて説明がありました。

15時から17時15分までは「ロータリーの新たな可能性」と題してロータリーセンター・ホスト・エリア・コーディネーター委員会委員の川尻政輝先生の講演を中心に地区指導者育成セミナーが開かれました。この内容は先週参加された芳賀会員が報告されましたので省略します。

また18時からはRI会長代理歓迎晩餐会が奥様ご同伴で盛大に開催されました。当クラブからは会長・幹事のほかに芳賀パスト会長、地区の委員長として平井パスト会長が参加しました。郡山市民オーケストラによる弦楽四重奏と牧ガバナーに事業所に勤務している若い先生たちの合唱で楽しい晩餐会となりました。

二日目の14日は場所を田村市文化センターに移し大会本会議が9時から1200名を超える参加者で行われました。着席できる椅子は850席ですから立った会員もかなりの数になりました。当クラブからはカク・ホウ君とパオラさんを含めて21名の参加でした。牧ガバナーのもてなしの心によるオープンセレモニーで幕が開き、田中RI会長代理ご夫妻他多数のご来賓をお迎えしてガバナー挨拶、RI会長挨拶などがあり、記念講演として造園家であり桐蔭横浜大学特任教授涌井雅之先生の「景観十年・風景百年・風土千年」というテーマでお話しがありましたが、会議で時間が取られ先生の講演は30分短くなってしまい残念な内容になってしまったのかなと思います。午後には高校生8名による意見発表が「大切な生命」と「次代にめざすこと」の二つのテーマで行われ、大きな感動を頂いてきました。このプログラムはガバナーが若い人々に期待を掛けている表れであると思います。交換留学生パオラさんや米山奨学生カク・ホウ君などの紹介もあり、この後、恒例の前年度の功績に対する各種表彰が行われました。

当クラブがクラブとして表彰されたのは米山記念奨学会寄付優秀クラブとして第5位に輝いたことです。個人表彰としてはマルチプルポールハリスフェローとして桃井輝征会員、平井義郎会員、今井明会員、佐藤和子会員、ベネファクターとして三宅俊達会員、米山功労者メジャードナーとして呉竹吉弘会員、米山功労者5回小幡勝也会員、4回熊坂友好会員、4回加藤雅人会員、4回斎藤修一会員、2回安藤正道会員、新米山功労者として佐藤初美前会員、佐藤和子会員、桐原正雄会員、宍戸宏行会員、そして永年在籍30年表彰として多田司朗会員の多くの皆さんがめでたく表彰されました。最後に味戸道雄ガバナーエレクトと中澤剛ガバナーノミニーの紹介と挨拶があり次年度は「須賀川で会いましょう」の言葉で地区大会は閉幕しました。お疲れ様でした。