| ● 会長あいさつ 会長 鈴木 和夫 | |
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1月も半ばを過ぎいつまでも正月気分ではいられません。年が明けてようやく寒さが戻ってきましたが、この冬は本当に雪が少なく暖冬そのものです。灯油代がかさまなくて経済的には楽ですが(こんなことを言うと冬季商品を扱っている方は不満でしょうが)、何かやはり地球温暖化が心配でなりません。 平成20年がスタートしたばかりですが、政治はねじれ現象で不安定、経済は原油の高騰、株安、円高などで景気の悪化が心配され、世相は指導的立場の政治家・官僚から子供までが倫理道徳が希薄になり、日本全体が悪いほうに悪い方に流れているように思えてなりません。このようなことが毎日毎日、新聞の見出しをにぎわしています。 にわか勉強ですが、平成という元号は「書経」にある「地平らかに天成る」から採ったといわれています。意味は「地上は平和に治まり、天は順調にめぐり、よき政治の恩恵を受けて、人民は満ち足りた生活をたのしむ」ということです。しかし一説によると平治の乱でもわかるように元号に「平」という字を使うと世が乱れるということがあるということでこれまで元号に「平」という字は使われてきませんでした。そうであれば不気味な感じもします。 さて1月はロータリー理解推進月間です。内にあっては会員がロータリーについて知識と理解を一層深めること、外には一般の人たちにロータリーのことをよく知ってもらうことの月間です。世間の人たちに知ってもらう手段としては新聞に掲載されたりテレビに取り上げられたりする必要があります。職業奉仕や社会奉仕活動の状況を積極的に広報することですが、大切なことは地域の人たちに本当に喜ばれる活動、必要とされる活動が望まれると思います。 理解推進月間で本当に大切なことは内にいる我々会員がロータリーについてどれだけ深く広く理解しているかということだと思います。ロータリーは100年の歴史があります。100年の歴史の流れの中で多くのロータリアンの先達や優れた先輩たちが数々のロータリーの理念・理想・目的やそれらを推し進めるためのルールを思索し、偉大な100年という伝統を築いてきました。 論語に「故きを温ねて(温めて)新しきを知る、以って師と為るべし」という言葉があります。最近出版された阿川弘之の「大人の見識」の中で分かりやすく説明されています。「古い歴史的事実をしっかり修得して新しい時代に対処しなさい。そうすれば新しい事もすべて正しく理解できる、それでこそ人の師(先生)となれる」と。「故」とは歴史のことで歴史を深く掘下げて学ぶことを意味し、「温」とは肉をとろとろ煮詰めてスープを作る意味で熟読玩味することだそうです。 繰り返しになりますが「温故知新」とは次のようになります。「過去の歴史をよく調べて、現代に役立つ事例や、歴史の中に隠されている知恵を抽出することを通じて、現代の認識を深めていけば、教えられることがたくさんある。特に教育者や指導者は、こうした自己啓発を行う義務があると指摘しているのです」。また同じ論語に「多くを聞きてその善き者を択びこれに従う」というのがあります。これは、「さまざまな意見を聞いた上で、比較検討して納得のいく部分を採用する。また、常に見聞を広げ、知識を蓄えるように心がける」という意味です。 今日の例会はゲストスピーカーとして阿久津肇パストガバナーをお招きしています。テーマは「四つのテストを考える」です。先週、ある自動車メーカーの元社長に厳しい判決が下されました。また新しくは「年賀再生紙はがき」の偽装の件で大手製紙会社の社長が責任を取って辞任したとたんに多くの同業者も同じ事をやっていたことが発覚しました。更に追い討ちを掛けるようにNHK記者のインサイダー取引事件もありました。一体日本の企業倫理はどうなってしまったんでしょうか。あいた口が正月からふさがりません。 阿久津先生にはどのようなお話をしていただけるのか大変楽しみです。どうぞよろしくお願いいたします。 |
| ● 新世代会議実行委員会について 副実行委員長 安藤 正道 | |
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本日、11時から当クラブの新世代実行委員会を開催し、当日の「会議」の進め方、役割担当、準備する物等を確認させて頂きました。現段階での登録状況は中央RCを除いて、ロータリアン19名、新世代は中学生、高校生、大学生、社会人と幅の広い方々が登録され47名、他に来賓や区補佐・幹事を含め72名となっており、我がクラブの会員を含めると約100名の登録に成りそうです。 今回の会議内容はマインド・マップを利用して自分の将来等を考えようと言う事にしており、新世代の方は勿論、ロータリアン全員の方にも参加して頂くことを考えております。我がクラブからも多くの参加をお願いします |
| ● あれこれなんでも相談会について 職業奉仕委員長 波多野 和仁 | |
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2月9日のあれこれなんでも相談会について、本日、皆様のボックスにあれこれなんでも相談会のポスターを入れて置きましたので、皆様のお知り合い、事業関係のかたがたに、配布をお願いいたします。又、当日は、10:00から相談会ですので9:30より例会を行いますので時間のお間違いの無いようにお願いします。 |
| ● 2008-09年度テーマ 会長エレクト 今井 明 | |
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2008-2009年度のRIテーマが「夢をかたちに」に決定しました。RIの会長エレクトである李東建氏(韓国出身)は、次期ガバナーに向けて講演されまして肺炎、はしか、マラリアなどの病気で5歳未満の子供が3万人いると知り大変驚いていると述べられました。 また、RIの強調事項でもある水、保健と飢餓、識字率の向上などの問題にも取り組んで行き、子供たちに光が当たるようにと各ガバナーに求められました。 「夢をかたちに」について詳細がわかりましたら、お話いたします。 |
| ● 四つのテストを考える 国際ロータリー第2530地区 パストガバナー 阿久津 肇 | |
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「四つのテスト」は、ご承知のようにハーバード・テーラーが1932年に40万ドルの負債をかかえ、社員の勤労意識も落ち込み、倒産寸前のクラブ・アルミニウム会社の再建に取り組むために考案した商取引の基本方針を示したもので、これを役員はもとより従業員一人ひとりに至るまで徹底し、意識改革を断行したのであります。1932年という年は、1929年10月のブラックサーズディ(暗黒の木曜日)大恐慌から間もない未だ混乱した時代背景があります。 ハーバード・テーラーは、彼自身「この状況に立たされた我々が勝ち抜〈ための方法として、我々が道徳的、倫理的に強〈ならなければならないことを説得した。私はそれがまさし〈大きな力になることを知っていたし、もしも従業員に正し〈考えさせることが出来れば、彼らは正しい行動をするに違いないと思った」と言っている。その結果5年でその負債を返済し、次の15年で100万ドル以上の株式配当を支払うことが出来た上に会社の純資産は750万ドルに達したのであります。 何故このような凄いことが出来たのか、それは彼の自叙伝によれば会社再建に当たり苦慮した時に、神にたいする祈りの結果もたらされたもので、その悉〈は聖書エレミア書にあるというものです。 なお、シカゴロータリー・クラブのハーバード・テーラーは、1954-55年度にRI会長に就任しますが、その時に四つのテスドの版権を国際ロータリーに委譲しました。 驚いたことには、ハーバート・テーラーが1956年(昭和31年)喜多方ロータリー・クラブの認証状伝達式に参加しているのが最近判りました。 一つのエピソードがあります。 この会社がある印刷屋に仕事を頼んだ。ところが契約の後でその印刷屋が自宅に戻ってから自分の計算違いに気づきます。そのままの契約では大変な損失になることが判りました。 しかし、契約は締結されているので今更取り消すことも出来ない。 さればといって損失することが判っていながら真面目な仕事が出来るかどうか不安であった。 そこで断られてもともとと思い、テーラーに事情を打ち明け契約のやり直しを申しこんだ。 テーラーは、「それは気の毒だ。しかし、皆の意見を聞かなければならない」と云ってこの間題を取締役会にかけた。取締役会は「契約は締結されている。我々は1ドルも値切らずに印刷屋の言いなりに契約したのだから、契約は守ってもらいたい」という意見であった。 しかし、テーラーは「我々は四つのテストを誓いあっているではないか。 この契約で真実とは何か。契約通りにことを運べば相手が確実に損をすることになる。しかもこの契約は相手の真実の意思に基づいたものではない。そのことが「みんなに公平と言えるであろうか。好意と友情を深めることになるだろうか」と言って取締役会を説得し、結局印刷屋が損をしない程度に契約のやり直しをした。 このことが口コミで伝わり、テーラーの会社は大したものだ。彼と取引をすれば安心だとされ、益々信用を確立した。 ここで「四つのテスト」について改めて検討してみたいと思います。なお以下の内容は、2680地区 田中 毅PGの「ロータリーの源流」を参考にしています。 四つのテストfour-Way test、Testが単数型に注意する。fourとwayの間にハイフンが入っているので、four-wayというのは、一つの言葉であります。即ち4つの項目をまとめたもので1つの基準ということで、すべてをクリアーしなければならないことを意味する。 これは The Object of Rotary で Object が単数であるのと同じであります。 四つのテストについてハーバート・テーラーは、「四つ辻に来たとき、立ち止まってどの道が正しく、どの道が間違った道であるか」を考える時に、このテストで行動すべきということを直接言っています。 原文である英語ですと僅か24文字ですが、現在の日本語訳は東京クラブの本田親男氏によるものです。 内容について触れていきます。 ![]() 1 真実かどうか Is it the TRUTH? 「嘘偽りがないかどうか」。商取引において商品の品質、納期、契約条件などに嘘偽りがないか、というのはビジネスの根幹を為すものです。 2 みんなに公平か Is it FAIR to all concerned? Fairはもともと「美しい」という意味で、普通公正、公平と訳されているが、公正が支持されています。to all concerned については、all だけが取り上げられ concerned が省略されています。 concerned は関わりのある人、関係する人で「全て取引先に対して公正かどうか」となります。 3 好意と友情を深めるか Will it build GOODWILL and BETTER FRIENDSHIP? GOODWILLは、単なる好意とか善意を表わす言葉ではなく、商売上の信用とか評判を表わすと共に、店の「のれん」や取引先を表わします。そこで「商取引が店の信用を高めると同時に、よりよい人間関係を築き上げて、取引先を増やすかどうか」を問うたものです。 4 みんなのためになるか どうか Will it be BENEFICAL to all concerned? BENEFITは「儲け」そのものを表わす言葉です。商取引において適正な利潤を追求することは当然なことであり、決して恥ずべきことではありません。ただし、売り手だけが儲かった、また買い手だけが儲かったのでは公正な取引とは言えません。その商取引によって全ての取引先が適正な利潤を得るかどうかが問題なのです。 最近の国際ロータリーは、識字率向上・水保全、保健・飢餓への対応と限りなく人道奉仕に傾注しています。それは勿論大切でありますが、果たしてそれだけで良いのか? 「四つのテスト」やシェルドンの云う「He profits most who serves best 最もよく奉仕するもの最も多く報われる」の意義をもう一度再確認する必要がありはしないかと強く感じます。 相変わらず企業の不祥事が続いていますが、目先の利益に目がくらんで会社が消滅していくのは、余りにも無惨であります。 ビチャイ・ラタクル元RI会長は、「過去に基づき、未来に焦点を」という講演の中で「私たちは皆、ロータリーを際立たせるものは何か、ロータリーを他とは違うものにするのは何か知っています。 それは職業分類の原則です。私にとりましては、これこそがロータリーの標章(マーク)です。これがロータリーの基本的な特徴であります」と言われ、さらに「ロータリー財団に1万ドル寄付して大口寄付者になっても、100回ポール.ハリスフェローになっても、それだけではロータリアンではありません。ロータリアンになるには、家庭で、企業で、職業でいつも正直、公正、適切を実践する だけでなく、高い道徳的水準をさらにたかめなくてはなりません」と言っています。 私たちは、今こそ改めてロータリーの綱領「ロータリアン各自が業務を通じて社会に奉仕するために、その業務を品位あらしめること」を意識したいと思うのです。 |