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2017年7月12日 地区会員増強・拡大委員長 箭内一典会員

会長あいさつ                           会長 梅津 寿光
まずもって、この度の九州地方北部の豪雨災害により、犠牲になられた方、被害にあわれた方々に心より哀悼の意とお見舞いを申し上げます。ご存知の様に、今回の局地的な大雨は、線状降水帯によるものでした。線状降水帯とは、次々と発生して発達した雨雲が、列をなして線状に延び、それが、停滞して大雨を降らす現象のことです。
 台風以外で日本で起きた集中豪雨の内、3分の2がこの線状降水帯によるものと言われています。平成26年の広島の土砂災害も、平成27年の鬼怒川が決壊した関東、東北の豪雨による災害もこの線状降水帯によるものとされています。
 ここ福島で起こった水害と言えば、1986年に起こった「8.5水害」が思い起こされれます。その時、阿武隈、吾妻、那須などの山地部の総雨量が300~400ミリ、福島市では、24時間で264ミリの雨量が記録されており、これは福島地方気象台開設以来の記録になりました。
 それが、今回、福岡県の朝倉市では、7月5日に、24時間の雨量が516ミリを記録したと言いますから、まさに想像を絶する雨量です。テレビで見る、山の木が土砂と共に、根こそぎ崩れ落ち家屋に突き刺さる映像は、本当にショッキングです。
 私は、生まれてこの方、ず~っと、荒川沿いに住んでおります。荒川は本当に暴れ川でして、幾度となく決壊を繰り返し、これまで、私も、何回も床上浸水、床下浸水を経験しており、車もどっぷりと泥水に浸かり、廃車にしてしまった経験もあります。
60~70年に一度と言われた「8.5水害」ですが、わずか12年後に、またしても、同程度の豪雨と洪水に見舞われます。荒川上流は決壊し、周辺の田んぼには土砂が流れ込み、田んぼを横切った水は、西工業団地を直撃、市内の南町周辺は、水浸しになっていた記憶があります。
 この様な福島の水の現状を救ったのが「平成の大改修」と呼ばれる、河川改修工事でした。平成10年から12年にかけ、約800億円の事業費を投入し、河川改修工事が行われ、それ以降は、福島市をはじめとする、阿武隈川水系の地域ではほとんど水害は起こっていないと思います。
 3年で800億円の事業費投入は、当時にすると40年分の河川改修予算に匹敵する金額だと、大いに注目されましたが、その成果は、計り知れない程大きく、治水工事の重要性が、改めて認識された出来事であったと思います。
さて、話は変わりまして、先週の土曜日、7月8日に、福島中央ロータリークラブとして「福島市制施行110周年記念式典」に出席して参りました。その席上、福島市功労表彰として、6人の方が表彰されました。その一人として、当クラブの芳賀裕会員が表彰されましたので、ご紹介致します。
 その功績として「平成16年10月~28年9月迄、12年間に渡り、福島市教育委員会委員を務め、特に平成21年4月から、平成28年9月までは、教育委員会委員長として、問題意識と先見性をもって委員会の運営に尽力した。また、東日本大震災からの復興に向けた諸事業の策定に関し、放射線の影響から子供達を守るため、学校施設の除染など様々な重要課題を解決に導き、福島市教育行政の振興に寄与された」と紹介されました。
又、市制施行110周年記念表彰として、当クラブ名誉会員の三宅俊達さんが表彰され、ご家族と共に元気に登壇されていました事をご報告致します。お二人とも、誠におめでとうございました。心よりお祝い申し上げます。
 最後に、本日は、地区の会員増強・拡大委員会委員長の箭内一典会員に、スピーチをお願いしております。「会員増強・拡大」については、ロータリーの組織に関わる根本的で重要なテーマであります。箭内委員長、本日はどうぞ宜しくお願い致します。 以上で、本日の会長挨拶といたします。ありがとうございました。

地区会員増強・拡大、戦略委員会委員長スピーチ 
                    地区会員増強・拡大委員会 委員長 箭内一典

 2530地区の、20年間の会員数の変化をグラフで表しました。(表B)
 これを見ると1997年度の3,273人ピークに15年間にわたりほぼ減り続け、当地区の約30%の会員が減ったことが解ります。但し、ここ4年間は微増となり、ようやく減少に歯止めがかかりました。
 一方、地区のクラブ数は震災の影響で2クラブ減りましたが、66クラブと増えて来ました。この事から、1クラブ当たりの平均会員数は1995年の53人から、2005年は40人、2015年は35人と減り続け、クラブの小型化が進行しました。
 当地区では今年度以降も震災復興関連事業の縮小、東電補償の打ち切り、人口減、ロータリー会員の高齢化などがあり、予断を許さない状況が続くと思われます。
 今年1月の、国際協議会で、ライズリー会長エレクト(当時)は、「ロータリーの、未来を守る」として、男女のバランスを改善し、平均年齢を下げるよう求めました。
 女性会員の割合は、現在も全体の、22パーセントにすぎないことに触れ、このペースだと、ロータリーが男女均等を実現するまでにあと30年かかると述べました。また、会場の539名の次期ガバナーのうち、103名が女性であることに触れた上で、「地域社会の、すべての人とつながり、すべての人を代表し、支援するために、リーダーシップを発揮できる女性を、ロータリーが必要としている」と、述べました。さらに、ロータリー現会員の内、40歳未満はわずか5%であり、現在の会員の大半が60歳以上であるとし、10年後、20年後を考え、若い世代の入会と参加を促す方法を、クラブが真剣に取り組む重要性を訴えました。
 皆様には、これらを加味していただきRI会長賞への挑戦、またクラブ目標の達成にご尽力お願いします。
 田中作次元RI会長が会員増強は「クラブ活性化の源」であると述べられました。そして、重要なのは活力のある30代、40代の若い人に入会してもらう事だとも言いました。
 一方、退会が相次ぎ、新しい若い会員が入らなければクラブ会員の平均年齢が上がります。クラブ会員数の減少が続くと、奉仕活動を減らさない限り、奉仕にあたる人数が減ってしま います。また、以下のことが考えられます。
 まず初めに、昨年度の会員増強の実績について、2~3の資料を基に報告させて頂きます。
 表Aは昨年度の当地区の月別入退会者数です。次ページの右側の表の一番下にあるように、2016-17年度は215名の入会、218名の退会で、3名の減少という残念な結果でした。左側の表は一昨年度(2015-16年度)です。一昨年度は入会者が229人、退会者が185人ですので、今年度の退会者が非常に多かったのが分かります。 それにより昨年度の退会率は一昨年度の7.2%から8.5%に跳ね上がりました。
 毎年、退会者が多い月は、半期の会費納入時期の12月、そして年度末の6月です。退会者を少なくするには、欠席気味の会員への日頃からの目配り、気配りが大切だと思います。
 また、3月は会社員の方の転勤移動もあり、退会者が多く出ます。転勤による退会の場合は後任者の4月ロータリークラブ入会の引継ぎをして頂くことが重要です。
 入会者に関しては、毎年全体の4割近くが7月、8月の年度初めに入会されます。クラブの新会長・幹事・増強委員長の増強に対する「やる気」がスタートダッシュに表れていると思います。
 ●財政基盤が脆弱になる。
 ●行動できる人が少なくなり、活動が消極的になる
 ●有意義な活動が困難にする
 ●ロータリーの公共イメージが低下し認知度が弱まる等です。
 1989年に女性会員の入会が認められて以来、世界では約26万人、約21%が女性会員となっております。 
 2530地区の女性会員は155名で全体の約6%であり、日本全体と同じ割合です。今後、多くの女性会員に入会してもらうには、入会しやすい、また活動しやすい柔軟な条件を整備する必要が有ると思います。
 次に、日本では93%の会員が常勤で働いており、3%の会員のみが退職者です。世界平均では、70%の会員が常勤で、非常勤6%、退職者の会員も21%いることが分かりました。高齢化が進行する中で、退職したシニア会員に引き続き在籍して頂くには、会費の減額などの条件整備も必要になると思われます。
 最後に田中作次元RI会長が2015年8月に当地区で講演されたときの会員増強に関係する主旨を箇条書きにまとめました。今後のクラブの運営、会員増強・拡大にとって大変参考になると思います。 
① 会員増強はクラブ活性化の源である
② 目標は出来るだけ高く設定し、チャレンジすることが大切
③ 増やす事は目的ではない。ロータリアンになれる人を入会させるのである
④ ロータリーに入会し生涯の友人を得ることが大切
  奉仕の喜びを体験する ~ ロータリー最大の魅力
  それを分かち合える人を入会させてください
⑤ 全会員がグループに分かれて 会員増強に取り組む
⑥ 老・壮・青のバランスのとれたクラブを目指す
⑦ 会員の多様性を認め、女性にも入会してもらいましょう
⑧ 退会防止にも、力を入れよう(負の広報マンを作らない)
⑨ 3年未満の会員へのセミナーの実施
⑩ 新会員のセレモニーを行おう (本当に歓迎の気持ちを表す)
⑪ なごやかで、派閥をつくらないクラブ作り
⑫ 会員の配偶者にも参加してもらう
⑬ 例会に出たいプログラム   (反省点も書いておく)
⑭ すべての活動の反省会を開く (やりっ放しにしない)
⑮ 金のかからないクラブ運営   催し、講演で高いものは呼ばない。
   会場費、運営費等の見直しも必要。また場合によっては会費の見直しも検討 
⑯ ロータリーのバッチを常に付けましょう
 
 


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