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2017年9月13日 地区戦略計画委員会委員長スピーチ

会長あいさつ                           会長 梅津 寿光
皆様こんにちは!
 9月は、ロータリーでは、「基本的教育と識字率向上月間」そして「ロータリーの友月間」となっております。このうち、毎年、RIの活動の重点分野となっている「識字率向上」についてですが、これは、私達日本人には、なかなかピンとこないテーマです。なぜなら日本は、義務教育を含めて、教育制度がしっかりしており、字を読めない人はまず皆無だからです。
ところが世界に目を向けてみますと、信じられない現実があります。7億8,100万人もの成人が読み書きできない。5,800万人の子供が学校に通っていない。4年間の初等教育を受けても2億5,000万人の子供が読み書きに至っていない。つまり、世界では、5人に1人が読み書きできないという事になります。この数字は衝撃的であると思います。
特に、発展途上国における女性と子供の識字率が低く様々な悲劇を生みます。例えば、薬ビンに書いてある処方の文字が読めない。結果、自分の命が守れない。正しい避妊の情報も入らない。その結果、多産多死となり、沢山の子供を産んで、沢山の子供を死なせると言う悲劇的な状況を作ってしまう。エイズや麻薬についての知識もないので、自覚がないまま被害者が広がっていく。知らぬ間に自分が麻薬の仲介となっているケースもあり、国境を超える犯罪にと発展しています。
それでは、どんな国が識字率が低いのでしょうか?総じてアフリカの国の識字率が低いようです。なかでもギニアが30.4%と最も低く、ブルキナファソ、マリ、コートジボワール、エチオピアと続きます。アジアにおいては、アフガニスタンの38.2%が最も低く、以下パキスタン、ネパールと続きます。IT産業を中心に経済発展を遂げているインドでさえ、その識字率は、71.2%に留まっており、いかに国レベルの識字率の向上が難しいかがわかると思います。
日本は99.8%と世界でトップ、ちなみに米国は99.7%、中国は90.9%です。但し、米国の場合、移民が多いので、公用語である英語に限ると、その識字率は50%程度と言われています。中国も多民族国家なので公用語の識字率はかなり下回るものと考えられます。
日本の場合、歴史的に見て、その識字率の高さは数百年前から世界で突出していたようです。1443年、室町時代に朝鮮王朝から特使として来日した申叔舟(しんしゅくしゅう)は、既に、当時の日本を「日本人は男女身分に関わらず字を読み書きする」と驚き記録しております。
ここから、日本の識字率に関してそのエピソードを少し掘り下げて、紹介致します。話は少し脱線します。
江戸時代の幕末期においては、武士は100%読み書きが出来たと言います。町人らの庶民層でも男子で49~54%、女子で19~21%は出来ていたと言います。江戸時代の日本は、識字率に加え、就学率も世界一でした。1850年ごろの江戸の就学率は70~86%で、裏長屋に住む子供でも、男女共ほとんどの子供が手習いに通っておりました。この頃の寺子屋は勿論、義務教育ではありません。
寺子屋制度は、庶民自身の主体的な熱意で自然発生した世界的にもまれなものでした。当時の日本は、重要な事は役所や国がやるべきだという発想はなく、自分達にとって重要であるならば、自分達で自主的に設置して、運営していくのが当たり前という発想を持っていました。この江戸時代に培われた高い識字率が、その後の明治維新を成し遂げ、新しい時代を作っていったのはご存じの通りです。
そしてこの識字率の高さは、第2次世界大戦後の日本語の存続と文化を守ることになります。戦争中、玉砕するまで戦い抜いた日本人を見た米国人は「日本人は間違った情報を与えられていて、正しい情報を得ていないに違いない。なぜなら、新聞などがあんな難しい漢字を使って書いている。あれを民衆が読めるはずがない。事実を知らないから、あんな死にもの狂いの戦い方をする。だから日本に、民主主義を行き渡せるには、情報をきちんと与えなければならない。その為には漢字と言う悪魔の文字を使わせてはいけない」と考えます。
マッカーサーの要請により、米国教育使節団が来日して出した答えが「日本語は漢字やかなを使わず、ローマ字にせよ。ローマ字による表記は、識字率を高めて、民主主義を推進できる」これには、一部新聞会社も同調します。なぜなら、当時の新聞は活版印刷で、かなや漢字を一つずつ埋め込むより、アルファベットの方が作業効率が良くコスト削減になるからです。
そして、GHQの民間情報教育局(CIEは)日本語のローマ字化を実行するに当たり、日本人がどれくらいの漢字の読み書きが出来るか調査を行います。全国270地区の市町村で、15歳から64歳の老若男女に対して、調査を行い、日本語のテストを行ったと言います。その結果、テストの平均点は78.3点、識字率は97.9%と言う結果が出ました。この結果にCIEは驚きます。それは自国との比ではありません。「漢字の読み書きできない人はわずか2.1パーセント、日本人の識字率は極めて高い」と判断がなされ、日本語のローマ字化は撤回され、日本語が守られ現在に至っております。
さて、ロータリーではこの「基本的教育と識字率向上」を目指して、世界規模で様々な活動に取り組んでおります。
主に、学校建設等グローバル補助金を活用した大規模な事業となるケースが多いのですが、かつては当クラブも辞書や本を発展途上国に送る等の地味な活動をしていたような時期もありました。この「基本的教育と識字率向上」と言った問題は、日本では、なかなかピンときません。しかし世界に目を向けると、5人に1人が字の読み書きが出来ず、命を落とし、貧困の連鎖を断ち切れず苦しんでいます。テロの温床の一因ともいわれます。私達は、このテーマのもつ重要性を改めて認識すべきと考えます。
 猪苗代湖水草採りのお知らせ        社会奉仕委員会 委員長 佐藤 龍史
 今年度の梅津年度の活動計画の一つである「猪苗代湖水草回収作業」が、猪苗代ロータリークラブとの共催で9月30日より開催されます。
 当クラブは、10月22日(日)松橋浜の日程で、ローターアクトのメンバーと共同で作業をします。
 時間は、例年通り午前10時から11時45分で、準備していただく物は、クラブジャンパー、クラブ帽子、長靴、軍手です。
 集合時間、日程詳細等は後日連絡します。多数の参加をお願いします。

ガバナー補佐スピーチ            県北第一分区 ガバナー補佐 渡辺 浩子

 みなさんこんにちは。
 本日は、地区運営戦略委員会という事で機会を頂きました。
話しをする前に、いつも思うのですが、私がスピーチをする機会は多いのですが、個人としてスピーチする機会はほとんどありませんでした。
 地区の立場としての話しですので、ITや、ロータリー財団など、数字的な内容のものが多く、また、クラブへの指導と言うこともあり、聞いてもつまらない話しが多かったのではないかと思います。
 さて、戦略計画についてです。
 今回も方ぐるしい話しとなりますが最後までお聞き下さい。
 RIではいくつかの大きな目標を立てています。その中で、特に重点目標としているものに、クラブ、地区における戦略計画の立案と実践、そして公共イメージの向上があります。
 戦略計画というといかめしい感じを受けますがそうではありません。
 例えて言えば、企業経営において、銀行から借り入れをする場合返済計画を立てます。
 この返済計画を立てることが戦略計画を立てることと同じと言われています。
 利益が多く出ているから、期間を短縮しようなど、当初の返済計画は、その途中途中に於いて状況により変更が加えられます。
 クラブ、地区でも同じように立てた戦略計画は効果の測定と見直しをする事になります。
 戦略計画の中で最も重要な事は目標を立てることです。目標を立て、将来への「道しるべ」を作ることが重要です。
 明確な目標を立てずに、ただ「何となくこれをやりたいな……」「こうなったらいいな……」と思っても何も変わりません。反面、何もしていないのでこれから何をすべきか、といった事や「何で思った通りにならないんだ」という現状に対する不満が湧いてきます。
 目標を明確に定めれば、目標達成のために「今日何をすべきなのか」「今何をすべきなのか」ということがはっきりしてきます。
 目標は、頑張る事を強制されるものではなく、自分やクラブが満足できる将来に向かうための「道しるべ」のようなものと言われています。
 皆さんが立てる目標は、立てるだけならお金はかかりませんし、達成できなかったからといってペナルティが発生するわけでもありません。気軽に前向きな気持ちで立ててみて下さい。
 先週、東京でGETSがありました。その中で感じた事がいくつかありましたのでご紹介致します。
 ・ガバナーエレクトはガバナーと協力してその役割を勉強する
 ・そしてガバナー補佐を指名し地区委員会の組織を作る
 ・クラブの状況をMy ROTARY、ガバナー補佐を通じて把握し、そのクラブの活性化を図る
 ・クラブ、委員会においての話し合いでは、決をとらずに対話と協力という合意形成で行う。
 ・モチベーションを下げないようできる限り「褒める」
 ・会員との対話の手段としてメール、Web、SNSの活用を行う
RIの目標について  
・会員増強
会員増強は大きな目標の一つです。これは、箭内地区増強委員長の報告にある通り国内の会員数はピーク時から見て約75%に減少しています。
この減少を踏まえ、2017年1月にゾーンの見直しが行われました。
国際ロータリー細則は、各ゾーンのロータリー会員数がほぼ均等になるよう、少なくとも8年ごとに、34あるロータリーゾーンの包括的な見直しを行うことを義務づけています。ゾーン見直しが前回に行われたのは2008年でした。今まで第1・2・3ゾーン全部が国内のクラブでしたがゾーン1について以下のように再編成2.5ゾーンとなりました。
ゾーン1はセクションAとBに分けられセクションBにはBangladesh, Indonesia, Pakistan: 3271, 3272, 3281, 3282, 3410, 3420が割り当てられました。
ゾーン1の編成に伴い、ゾーン2、3の編成も変更がありました。
日本のRI理事の皆さんは割り当てが日本だけになるように会員増強を推進しています。もとのゾーンに戻すためには15,000~16,000人の会員増強が必要になります。
このような会員増強を行う理由として
 一つの奉仕活動を行うに当たり、会員が多ければ一人一人の負担が減る
 多くの会員がいれば大きな奉仕活動を組める
 10年後に段階の世代が老齢化し退会した場合に備え次世代を担う会員が必要。
これらの問題を今後どのように解決して行くか。それらを協議し、目標を作り、実践していく事が必要で、それが戦略計画の一つになります。
 具体的な例として、
ローターアクト会員の入会を推進する
  高齢会員、リタイア(退職)した会員の退会防止策
  家族会員、法人会員など会員種類を増やす
などがあり、これらの対応として、会費の優遇措置、優遇措置の期間、クラブとしての位置づけ、などをクラブ全員が協議し、方向性を合わせ、ルールを改正し、実施していく事が必要です。
 目標として、会員増強を例に挙げれば
 どのような会員をいつまでに何名増やすのか?
女性会員を2020年までに7名に増やし、10名にする。
 その為にどのような方法を講じるか
  女性会員の会費を減額する。
  例会時間を昼では無く15時からにする。
  例会は毎週開催するが、そのうちの3回出席すればOKとする
  毎週の例会時間は、12:30~、15:00~、16:00~など変化を持たせ出やすい時間にする
など荒唐無稽と思わず皆で協議してみる。
また、会費の見直しも図る事も重要になります。
 会員の意見を集約し、全体的な会費を減らす工夫をする。
 出欠案内の際 食事の要・不要を確認し 全体的経費を削減する
  会場自体を毎週変えてみる
  事例として、同じホテルに複数のレストランがある場合、毎回別なところを使うことにより、競争原理が働き、安く、そしておいしい料理となったそうです。

地区の事を少し話します。
ガバナーが招集する研修行事
 お渡しした表のようにRIではセミナーの開催を指定していますが、赤字の会員増強セミナーと公共イメージセミナーは参加対象者が異なります。
 また、できるだけクラブの負担を軽減するために
   広い地区では複数の研修を合わせて実施
   雪等で交通の便が悪い地域では時期を考慮
   各研修会の招集者と企画者を地区研修リーダーと相談の上指名する
などを考慮するよう言われています。

RIの各コーディネーターを利用
 ◆地域リーダー
 ロータリーについての造詣が深く、各分野の経験・知識が豊富な地域リーダーは、戦略計画の三本柱である
「クラブのサポートと強化」
「人道的奉仕の重点化と増加」
「公共イメージと認知度の向上」
をめざして活動します。
地域リーダーには次の4役があります。
①ロータリー財団地域コーディネーター(RRFC)
②ロータリーコーディネーター(RC)
③ロータリー公共イメージコーディネーター(RPIC)
④恒久基金/大口寄付アドバイザー(EMGA)
 地域リーダーは、地区を通じて、目標を達成するためのサポート、地元や海外で大きな成果をもたらすためのリソースを提供します。また、ロータリー研究会、ガバナーエレクト研修セミナー(GETS)、地域会合、地区会合、その他の研修行事で研修者や進行役を務めます
 これらのリーダーは地区や分区、クラブの会合に於いて要請されれば赴き研修を担当して頂けますので遠慮なく活用して欲しいとの事でした。
グローバル化するロータリーは一つのサイズではみんなに合わない
柔軟性を与える
規則を少なくする
発展への意欲を与える
より良く協力する
「顧客重視の」クラブ
こんな話しを聞きました。
 最近、ガバナー公式訪問において会場とガバナーを結びインターネットで行った事例があるそうです。それは結構成功したとの事でした。
 また、30人以下の小規模クラブは3クラブ程度纏めて合同で公式訪問を行ったところもあるそうです。
 さて、小生の年度のそれぞれの諸会合が決まりましたので別紙予定表をご覧下さい。
 鈴木和夫地区副幹事の応援を頂き 各分区、各クラブにお願いし、ホストクラブ、実行委員会が確定致しました。感謝申し上げます。ここまで来るのに3ヶ月かかりました。
リストのとおり
 地区大会は会津分区で行うことになりました。ホストは会津若松RC、実行委員長は佐瀬会員です。
会津にお願いしたのは自分の思い入れがあるからです。
 今回のガバナーノミニー輩出に際してはいろいろな事がありました。しかしそれはクラブや分区が悪いのではないと思っています。
 時代の変化に地区がついて行っていないことが原因と思われます。
 会津分区が受けなかった場合向こう8年、地区大会は開催されないと思います。会津分区の会員のモチベーションが下がる恐れがあり地区にとって大きな損失になるかもしれません。
そのようなことからなんとしても会津分区にと思い幾度もお願いをしてまいり、ご協力を得ることができました。
 PETSは中央分区で、地区研修協議会は県北1区でそれぞれ協力を得ることができました。
 特に担当のない分区にも訪問させて頂き、諸会合、地区大会の登録などに、協力をお願いし、快く受けて頂いた事は大変有り難く思います。
 おしまいにポール・ハリスは
 ロータリーは人間の生き方であり、善意で気取らない健全なそして親切な生き方である と言っています。


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